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今日は、連休の中日だというのに、シンガポールに出張である。仕事なのでしょうがないが、やっぱり連休はダラダラしていたいと思う。
折角なので、飛行機の中で日記と放言を更新してみた。狭いエコノミークラスなので、前の人が座席を倒すと小型のパソコンを開けるのにも往生した。本当は 眠るときも、座席を倒さないほうが楽なのに。エコノミークラスは座席を固定してもらえないものだろうか。
長旅を終えて宿泊するのが高級ホテルである。3泊で、1,600シンガポールドルもする。しかもインターネットは別に1日30シンガポールドルもとられる
のだ。自分の部門の経費なのでもっと安いところに泊まりたいのだが...日本のビジネス用ホテルはお得でいいなと思った。
さて、もう半年近くも前のことである。ゲ
テもん工作実験室の松さんが、オメガの会にスピーカをオメガの会に持参するということでMCAP-CR型の『バンビー
ノ』を作って持参されるということで、MCAP-CR型のTR130aを差し上げた。TR130a型は、外観はきれいにまとまったものの、音が気に入ら
ず、2
度のユニット交換と、ダクトの改造によって、他人に差し上げても問題のないレベルに仕上がったものである。これをお送りしたら、松さんから、申し訳ないと
いうことで、ハセヒロのバックロードホーンを貸して頂いた。
このバックロードホーンを時々聞いていたのだが、今回改めて聞きなおしてみた。
このエンクロージャーは見事なカシュー仕上げである。小型の割りにずしりと重い。材質は多分MDFであると思うが、内部は曲面構成の凝った造りである。
このスピーカーは、このサイズながら低域が良く伸びている。スピーカーユニットには9cmのVifaのものを使っている。低域は、恐らく40Hz位まで再
生しているのではな
いかと思う。ホーンが短いので、もっと上ですっぱり切れるのかと思っていたらそうでもない。バックロードホーンの理論が不完全であること(ホーンの理論は
完全だと思うが)の証拠かもしれない。
このスピーカーシステムの音に癖がないことはないが、ゆったりと心地良く鳴る。しかし、右上にあるCBT080aと比べてキレが足りないように感じた。そ
こで、3点指示に使っていた丸棒木材を薄切りにしたものから、正体不明の丸っこい石に交換してみた。このインシュレータは、放言のところで紹介したもので
ある。がっちりした固定はできずに、押す
と前後に動くようなものである。しかし、これを使用したら音のフォーカスがかっちりと纏まって気になっていた部分が無くなってきた。
もう少し使い込むと音が更にまとまってきそうだ。やはり、バックロードホーンは、可能性のあるシステムだと思う。
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