MCAP-CR 多自由度バスレフ型研究所 Audio Engineering Laboratory |
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音とは、空気の圧力変化であると説明されています。空気の圧力を気圧ともいいます。大気の圧力の代表値を1気圧(ata)といい、その値は、1013ヘクトパスカル(hPa) とされています。元々は、1013ミリバール(mbar)と表記されていましたが、国際単位系の統一に従い、パスカル(Pa)という圧力単位を使うようになりました。そのとき に、それまで使われていた、1013という数字をそのまま使いたかったので、ヘクト(h)を付けたようです。しかし、ヘクト(h)という接頭辞はあまり一般的ではない ので、数字は変りますがキロパスカル(kPa)とかを使っても良かったのではないかと思います。大気圧は、常時変化していますが、この変化はゆっくりなので 音としては認識されていません。音として認識されるのは、圧力変化が、1秒間に20回以上繰り返されるというのが一般的なようです。この1秒間に20回繰 り返すことを、20ヘルツ(Hz)と表現されます。 また、人間の耳では、微小な圧力変化を認知することができず、聞き取ることのできる最小の圧力変化は、20マイクロパスカル(μPa)といわれています。 また、音として感じられる最大の圧力変動は、約63Paということです。これが、耳が壊れる寸前の音の大きさとなります。 1パスカル(Pa)は、1平方メートルあたり1ニュートン(N)、1気圧(ata)は、およそ100,000Paですから、聞き取れる最大音の圧力変動 は、63÷100,0000=0.0063%しかありません。音というのは、それだけ小さな圧力変動なのですね。音の圧力変動は、たったこの程度しかない ので、スピーカーシステムでも、オーケストラを感じさせる音の再現が可能な訳です。 |
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