ここでは、TIとTDを下記のように無次元化します。
および
(5)式は、下記(6)式のようになります。
(6)
さて、PID制御の出力計算方法はわかりましたが、これだけでは、制御シミュレーションはできません。
制御をシミュレーションするには、プロセスのモデルが必要です。
どのようなプロセスでも過渡応答特性があるので、過渡応答特性を想定しなければ、シミュレーションができません。
プロセスの過渡応答特性は、ステップ応答で表現するのが簡単です。