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昨日日記を更新した後、組立作業に入った。
先ずは、MCAP-CRから作成することにした。ここまでで、大体組立の目処が立った感じである。
この後、バッフル板と後面の板を付ければ一応鳴らせる状態になる。
ところが、バッフル板に左右があることを忘れていた!こだわって、左右対称に製作してあるので、一部の部品に左右の違いが出てしまう。この場合、バッフル
には長さの異る2本のダクトが付いているのだが、長いほうは第3副空気室、短いほうは第2副空気室に収まるのが元の設計であった。
しかし、そんなことはすっかり忘れて、適 当に付けてしまった。
このため、共振周波数が設計と違ってしまった。この違いによって、最低共振周波数を多少上がり、内部ダクトの共振周波数の分布も変わってしまう。
がっかりしたが、しょうがないので、このまま作ってみようと思う。計算はし直しになるが、大して変わらないのかもしれない。今回は、MCAP-CR、 CBS-CR、AICC-CRの違いを調べるのが目的なので、他の機種も同じように間違える必要がある。
今日は、MCAP-CRが大体組み上げた他に、他の2機種の組立て準備を大体終えた。
この箱は、スーパーシナアピトンの15mmのものを使っているため、持ってみるとずっしりと重い。TR080aが9mmのメルクシパイン材を使用し、軽 かったのに比べると、随分高級な感じがする。
FE83Eでも取付けて、MCAP-CRの音だけでも聞こうかと思ったが来週以降のお楽しみにした。
スピーカーユニットの候補は、いずれもTangbandで、W3-1364SA(3,700円)、W3-881SJ(2,480円)、W3-1231SN
(5,500円)であった。しかし、6本も購入すると結構な額になるため、考えた末一番安いW3-881SJに決めた。それでも、送料と振り込み手数料を
加算すると、16,000円をちょっと超えてしまう。
今回の実験は、結構コストが掛かっている。
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