LibreOffice活用講座
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BASICマクロプログラム

LibreOfficeには、マクロプログラミング機能が付いています。
マクロプログラムは、LibreOfficeの中で計算したり、自動で文書などを作成できるプログラムです。
CALCでマクロプログラムを使えば、計算ソフトを作ることもできます。
CALC本体は、高機能な表計算ソフトウェアであり、それだけでも十分に役立ちますが、 マクロプログラム(Libreoffice BASIC)を組み合わせると鬼に金棒で、気の利いたソフトウェアを簡単に作成することができます。
左側メニューのリンクからダウンロードできるファイルは、市販のソフトウェアに近い機能があります。
また、英語でのレポート出力など市販のソフトウェアを超える機能もあり、BASICの機能に馴染みのない方は、驚かれると思います。
外国語でのレポート出力機能は、OSとLibreOfficeとが対応していれば、大抵の言語で報告書を出力するよう改造できます。


一般論として、計算に適したプログラミング言語には、古くから、FORTRANやCといったものがあります。
これらの言語は、プログラムコードをコンパイル、ビルドして、機械語の実行ファイルに翻訳して使用します。
機械語に翻訳することにより、計算は、高速処理できますが、ここで例に上げた言語は、高機能とはいえず、 計算処理部以外に、入出力処理部を作り込まなければなりません。
計算処理するためには、入力データが必須で、高機能でない言語においては、入力データを、キーボードや、 テキストファイルなどから読み込むようにします。
このような入出力では、データ入力に時間がかかったり、入力データを間違えることが頻繁に発生します。
BASICでは、スプレッドシート上に読み書きできるので、よくわからない間違いを低減できます。

ここで紹介するのは、配管とダクトの圧力損失計算プログラム例です。
HTMLで記述するのは手間がかかるので、BASICで記述したマクロプログラムを含むスプレッドシートにPDFの説明書を付けました。
リンクをクリックすると、ZIPファイルをダウンロードできますので、ファイル中に含まれる説明書を参照してください。
説明書には、シートやプログラムの構成の他、修正方法と拡張方法を記しているので、 ユーザーがBASICを勉強しながら修正して、プログラムの完成度を上げられるようになっています。
配布するファイル(またはプログラム)は、GPL(General Public License)に従って使用してください。
また、プログラムは著作権で保護されていますので、著作権法にも従ってください。
プログラムをそのまま使用しても良いですし、修正して使用しても構いません。
ただし、第三者から修正したプログラムの開示を求められたら、開示しなくてはなりません。
もしも、ご質問がありましたら、このサイトの『ご意見・ご質問』のフォームからご連絡ください。
なお、特定目的にのための作り込み等のご質問につきましては、簡単には回答できませんのでご了承ください。

少しずつ、更新していますので、ご参考にしてください。
目次はこのページの左上にあります。

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